一般社団法人 日本原子力学会 Atomic Energy Society of Japan

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世界最高水準の安全な長期運転を効率的に実現するための取り組みについて(体系的な標準類の再整理):2024(AESJ-SC-TR019:2024)

2501-1

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4,125円
注文番号 2501-1

登録情報
  • ISBN : 978-4-89047-471-4
  • 担当部会 : システム安全専門部会
  • 版型頁数 : A4/64
  • 発行年 : 2025/5/21
3,300円
注文番号 2501-2

登録情報
  • ISBN : 978-4-89047-471-4
  • 担当部会 : システム安全専門部会
  • 版型頁数 : A4/64
  • 発行年 : 2025/5/21
4,125円
注文番号 2501-3

登録情報
  • ISBN : 978-4-89047-471-4
  • 担当部会 : システム安全専門部会
  • 版型頁数 : A4/64
  • 発行年 : 2025/5/21
3,300円
注文番号 2501-4

登録情報
  • ISBN : 978-4-89047-471-4
  • 担当部会 : システム安全専門部会
  • 版型頁数 : A4/64
  • 発行年 : 2025/5/21
内容紹介

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<まえがきより>

技術レポート 世界最高水準の安全な長期運転を効率的に実現するための取り組みにつ
いて(体系的な標準類の再整理)は,一般社団法人 日本原子力学会が標準委員会システム
安全専門部会長期運転体系検討タスク,同専門部会,同委員会での審議を経て作成したも
ので,既存の原子力標準体系を分析して,体系的に再整備する達成方法を例示すると共に,
これから強化すべき取り組みを示しています。
この技術レポートでは,長期運転という用語を,当初の許認可を受けた運転期間,当初の
プラント設計,又は当初の国内規制によって定義された期間を超えて原子力発電所を運転
することという意味で使用しています。日本の既設プラントの運転開始当時,運転期間を定
める法律等は存在しませんでしたが,この技術レポートでは,2025 年6 月に施行される電
気事業法の定義を踏まえ,運転開始からおおむね40 年を超えて運転することを指して,長
期運転と呼称します。

IAEA 安全指針“原子力発電所の長期運転のための経年劣化管理とプログラムの策定”
(SSG-48)では,プラントの設計から廃止まで一貫した考えに基づいたプログラムを構築
することが求められており,現在のPLM 標準の範囲を超えて,あるべき仕組みと現状の対
応のギャップを分析するとともに,国内外の良好事例も踏まえて標準策定のスコープを明
確にする必要があることが明らかになってきました。

原子力発電所における全ての意思決定の基本的な考え方を示した“原子力発電所の継続
的な安全性向上のためのリスク情報を活用した統合的意思決定に関する実施基準”(IRIDM
実施基準)の下,リスク情報を活用した安全な長期運転を達成するために,長期運転及び経
年劣化管理の標準体系のあるべき姿を,IAEA 安全基準や米国SLR(80 年運転認可)なども
参考にして検討し,その仕組みを実現するための方策(組織改編や他の学協会と連携して新
標準類をどこで策定するかなど)を,システム安全専門部会(PLM 分科会と統合的安全性
向上分科会が協力)でタスクを設置して検討してきました。

この技術レポートが,各組織における標準制改定のための活動に役立つことを期待しま
す。