創立60周年シンポジウム

-震災をこえて 原子力の明日-

1959年2月14日に創立された日本原子力学会は今年60周年を迎えました。この間、学会設立の趣旨に沿って、原子力の平和利用に関する学術および技術の進歩を図り、我が国の研究開発の振興に寄与するとともに、会員相互の啓発に努めてまいりました。しかしながら、2011年3月11日に発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故により、我が国の原子力安全に対する信頼は失墜し、当学会の活動も大きな影響を受けました。このような状況の中で、事故への対応を含む学会活動を振り返りつつ、原子力の平和利用に対する信頼の回復と新たな発展への展望を開くため、創立60周年シンポジウムを開催致しました。

【開催日時】 2019年4月25日(木)10:30~18:00
【場所】 東京工業大学 くらまえホール
【プログラム】
第1部(10:30~12:30) (司会) 西野 由高 (原子力学会理事、日立製作所)
[1] 学会60年の歩み -震災に向きあって- 駒野 康男 (原子力学会長、MHI NSエンジニアリング)
[2] 特別講演 「福島復興の現状と今後の課題」 開沼 博 (立命館大学)
[3] 特別講演 山根 一眞 (ノンフィクション作家)
[4] 海外からのビデオメッセージ 原子力学会(仏国、米国、中国、韓国、英国、カザフスタン)
第2部(13:30~18:00) (座長)上坂 充 (原子力学会前会長、東京大学)
[1] 地球環境と原子力 小宮山 涼一 (東京大学)
[2] 将来の原子炉への展望 -学会の役割- 山口 彰 (原子力学会副会長、東京大学)
[3] バックエンド研究 -現在と今後- 稲垣 八穂広 (九州大学)
[4] 高精度外部放射線治療と量子医理工学の今後の展望 白土 博樹 (北海道大学)
(座長)羽倉 尚人 (東京都市大学)
[5] 量子ビームにより作製した量子センサによる量子センシング技術 小野田 忍 (量子科学技術研究開発機構)
[6] J-PARC大強度パルス中性子源の特長とその利用技術 甲斐 哲也 (日本原子力研究開発機構)
[7] オルガノイド形成法を用いた低線量率放射線影響の解明に向けた取り組み 藤通 有希 (電力中央研究所)
[8] 宇宙探査のための原子力 西山 潤 (東京工業大学)
閉会の辞
原子力の明日 岡嶋 成晃(原子力学会副会長、日本原子力研究開発機構)