一般社団法人 日本原子力学会 Atomic Energy Society of Japan

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【開催案内】ウラン取扱施設におけるクリアランスの判断方法標準講習会(Webexシステムによる開催)

一般社団法人日本原子力学会標準委員会では,以下の標準に関する講習会を開催いたします。 

「ウラン取扱施設におけるクリアランスの判断方法:2025」(202512月17日発行予定)

一般社団法人日本原子力学会標準委員会から,「ウラン取扱施設におけるクリアランスの判断方法:2025」を再改定で発行します。

この標準は,ウラン取扱施設におけるクリアランスの計画が具体化しつつあること,原子力安全委員会の報告書及び省令改正の論議を踏まえ,原子炉等規制法第五十七条の八に従う原子力事業者等が行うクリアランスの判断方法を定めるものです。クリアランスについては,原子炉等規制法第六十一条の二において,“放射能濃度についての確認等”として定められており,原子力事業者等は,あらかじめ認可された放射能濃度の測定及び評価の方法に基づき,クリアランス対象物に含まれる放射性物質の放射能濃度の測定及び評価を行い,国による確認を受けることになります。このうち,原子力事業者等が行う放射能濃度の測定と評価までをクリアランスの判断方法として,この標準で取り扱うことを目的とします。

日本原子力学会 標準委員会 原子燃料サイクル専門部会 ウラン・TRU取扱施設クリアランスレベル検認分科会では,対象とする放射性核種,汚染性状,汚染形態などが異なるウラン取扱施設におけるクリアランスの判断方法について今回改定が行われました。今回の改定のポイントは,(1) 新しい技術開発を標準に反映すること,(2)規制の内容が変更されたため,その変更に対応することの2点です。

本講習では,標準策定に携わった方々を中心とした講師陣により,今回改定した標準の変更内容を中心に解説しますので,ぜひ,ご参加ください。

開催日時 2026年1月29日(木)10:00~16:00
会場 Webexシステムによる開催
参加費 [標準を購入する場合(講習会+標準+送料のセット価格),税込み]
 ・正会員 28,050 円(学生会員  22,550円)
 ・非会員 33,550 円(学生非会員 25,300円)
[標準を購入しない場合(講習会のみ価格),税込み]
 ・正会員 11,000  円(学生会員  5,500円)
 ・非会員 16,500 円(学生非会員 8,250円)
※標準は事前に郵送させていただきます。
プログラム 別紙1の通りです。(変更の可能性あり)
申込方法 以下申込フォームよりお申し込みください。※複数参加の場合1名様ずつお申込みください。
・申込み締め切り後に請求書を送付させていただきます。
※オンデマンド講習会用の録画について

 今回のwebexシステムによるライブ講習会のビデオ録画を用いてオンデマンド講習会に利用する場合がございます。
 講師の講義中を録画することについて、同意することでお申込みください。
申込み締切日 2026年1月15日(木)

<お申し込み・問い合わせ先>
一般社団法人日本原子力学会 標準委員会事務局
〒105-0004 東京都港区新橋2-3-7 新橋第二中ビル3F
Tel:03-3508-1263 
Email:sc@aesj.or.jp

(原子力学会への入会のお勧め)
入会金は, 正会員 2,000円, 学生会員無料です。講習会に参加される方で会員でない方は,この機会にぜひご入会下さい。
詳細は,https://www.aesj.net/member/join_membership/member_join_id をご覧ください。

講習会申込フォーム

参加区分 ※会員には賛助会員を含みません。参加費はすべて税込みです。
賛助会員1組織につき2名様まで正会員価格にてご参加いただけますが,会員でない方は
そのまま非会員でお申し込みください。(参加者が複数の場合でも1名ずつお申込みください)
事務局にて賛助会員の2名様分 (お申し込み順) を確認し,正会員価格にて請求書を送付させていただきます。
ふりがな

参加者氏名
苗字と名前の間にはスペースを入れてください。
苗字と名前の間にはスペースを入れてください。
会社名 会社形態必須 ( ()略可)
所属
郵便番号 ハイフンを入れてください
住所
電話番号 ハイフンを入れてください (例:03-1234-5678)
Email
メールアドレスは講習会の開催に向けて厳格に管理します。
なお,今後の関連する講習開催予定や標準の追加発行についてもお知らせさせていただきます。
会員番号 (会員の方のみ)賛助会員は含みません
CPDプログラムへの実績登録
(会員の方のみ)
修了証
備考

領収書は発行していないためお振込完了画面や振込明細書の保存をお願いいたします。※印は,入力必須項目です。
入力に間違いがないか (非会員の方は非会員にチェックしているか等) 確認後,下の「上記内容で申し込みする」ボタンをクリックしてください。


ウラン取扱施設におけるクリアランスの判断方法:2025 講習会プログラム

日時:2026年1月29日(木)10:00~16:00
場所:Webexシステムによる開催
議事進行:標準委員会 原子燃料サイクル専門部会 ウラン・TRU取扱施設クリアランスレベル検認分科会 幹事 高橋聡(新金属協会)

時間 内容 講師(変更することがあります)
10:00~10:10

開会挨拶(議事進行)
・経緯と趣旨説明

井口 哲夫(元名古屋大学)
10:10~10:35
(説明:20分
質疑応答:5分)

セッションⅠ:クリアランスレベル検認の概要
・本標準の構成と変更項目
・主な変更箇所
・審議でのトピックと今後の課題
(質疑応答)

齋藤 龍郎(日本原子力開発機構)
10:35~11:55
(説明:60分
質疑応答:20分)

セッションⅡ-1:等価モデル法
・放射能非破壊測定の課題と等価モデル法導出
・放射能濃度算出方法の概要
・模擬廃棄物測定結果の解析例
(質疑応答)

横山 薫((株)NESI)
11:55~13:00 昼食休憩

13:00~14:20
(説明:60分
質疑応答:20分)

セッションⅡ-2:不確かさの取扱いについて 
─ JCGM100:2008(GUM)の導入─

・GUM制定の経緯
・不確かさの考え
・不確かさの数学的表現と注意点
・適用例
(質疑応答)

鈴木 康夫
((株)ジェー・シー・オー)
14:20~14:30 休憩

14:30~15:50
(説明:60分
質疑応答:20分)

セッションⅡ-3:人形峠環境技術センターでの事例を基に規制当局のガイドライン更新の反映と今後の課題
・ウラン濃縮工場の概要
・クリアランスフロー
・規制当局のガイドライン及びウラン取扱施設におけるクリアランスの判断方法:2025の更新の反映
・今後の課題

(質疑応答)

美田 豊(日本原子力開発機構)
15:50~16:00 全体質疑・意見交換・閉会挨拶 上記講師陣