一般社団法人日本原子力学会標準委員会では,以下の標準に関する講習会を開催いたします。
「統計的安全評価の実施基準:2021」 (2022年4月21日発行)
一般社団法人日本原子力学会標準委員会から,「統計的安全評価の実施基準:
2021」を発行しました。
原子力発電プラントの安全評価において,不確かさを定量化し,その結果に基づき最適評価コードによる解析と統計的な処理を組み合わせることによって,確率の情報を含むより現実的な評価結果を得ることができます。これが安全上の判断基準を満足することを示すことによって,運転時の異常な過渡変化及び設計基準事故が生じるとしたときの安全余裕を定量的に把握することが可能となります。本手法を取り入れることによって説明性の高い原子炉施設の安全評価が実現されるものと期待されます。
この標準は,統計的安全評価を実施する手順を規定したもの,及び評価の各手順において用いる様々な方法に関して,最近の進展を踏まえて,より進んだ実績のある新しい方法を紹介するものです。
本講習会では,標準策定に携わった方々を中心とした講師陣により,標準の内容を解説いたします。
開催日時 |
2023年10月13日(金)10:00 ~17:15 |
会場 |
Webexシステムによる開催 |
参加費 |
[標準を購入する場合(講習会+標準+送料のセット価格),税込み]
・正会員 28,050円(学生会員 22,550円)
・非会員 33,550円(学生非会員 25,300円) |
[標準を購入しない場合(講習会のみ価格),税込み]
・正会員 11,000円(学生会員 5,500円)
・非会員 16,500円(学生非会員 8,250円) |
※標準は,郵送させていただきます。 |
プログラム |
別紙1の通りです。(変更の可能性あり) |
申込方法 |
講習会申込フォームよりお申し込みください。
申込み締め切り後に請求書を送付(開催の約1週間前)させていただきます。
また,お振込みにつきましては講習会参加後にお願いします。
※オンデマンド講習会用の録画について
今回のwebexシステムによるライブ講習会のビデオ録画を用いてオンデマンド講習会に利用する場合がございます。講師の講義中を録画することについて同意することでお申込みください。
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申込み締切日 |
2023年9月29日(金) |
<お申し込み・問い合わせ先>
一般社団法人日本原子力学会 標準委員会事務局
〒105-0004 東京都港区新橋2-3-7 新橋第二中ビル3F
Tel:03-3508-1263 FAX:03-3581-6128
Email:sc@aesj.or.jp
(原子力学会への入会のお勧め)
入会金は, 正会員 2,000円, 学生会員無料です。講習会に参加される方で会員でない方は,この機会にぜひご入会下さい。詳細は,https://www.aesj.net/member/join_membership/member_join_id をご覧ください。
統計標準講習会プログラム(案)
日時:2023年10月13日(金)
場所:Webexシステムによる開催
10:00~10:15 |
全体概要及び改定の要点,1章(適用範囲) |
(東電HD) |
10:15~10:40 |
4章(統計的安全評価の手順及び実施内容) |
(JAEA) |
10:40~11:20 |
附属書C.1(PWR適用例) |
(MHI) |
11:20~12:00 |
附属書C.2(BWR適用例) |
(日立GE) |
12:00~13:00 |
昼食休憩 |
13:00~13:30 |
附属書D(統計的安全評価の具体的手順の説明)D.2まで |
(テプシス) |
13:30~14:00 |
附属書D.3以降 |
(INSS) |
14:00~14:30 |
附属書A(最適評価コードの要件及び管理)
附属書E(最適評価コードの要件及び管理,並びにスケール則に関する補足)のE.2.4までのV&Vと適格性評価 |
(MHI) |
14:30~15:00 |
附属書E.2.5以降のスケーリング |
未定 |
15:00~15:15 |
休憩 |
15:15~15:45 |
附属書B(重要度ランクテーブルの作成)
附属書F(重要度ランクテーブルの作成に関する補足) |
(東芝ESS)
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15:45~16:15 |
附属書G(最適評価コードの適格性評価の考え方) |
(東電HD) |
16:15~16:45 |
附属書H(統計的安全評価手法における不確かさの拡大及び保守性について) |
(東電HD) |
16:45~17:15 |
講習全般の質疑応答 |
各講師 |