一般社団法人 日本原子力学会 Atomic Energy Society of Japan

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【意見公告】8. 使用済燃料中間貯蔵施設用金属キャスクの安全設計及び検査基準:2002(改訂案)

ご意見の受付

受付期間 : 2003年11月19日 〜 2004年01月19日ご意見の受付は終了しました。

ご意見と対応

1名の方から1件(旧HP参照)ご意見をいただきました。

概要

原子力発電所の使用済燃料に対する我が国の基本方針は,リサイクルによるプルトニウム及び回収ウランの再利用にあります。燃料サイクルにおける中間貯蔵は,再処理施設の操業に柔軟に対応するための手段と考えられています。このような状況を踏まえて日本原子力学会では,2002年6月に中間貯蔵用金属キャスクに関する基準を制定しました。2002年10月原子力安全委員会は,新たに金属キャスクによる中間貯蔵のための安全審査指針を策定しました。この基準は,「使用済燃料中間貯蔵施設用金属キャスクの安全設計及び検査基準:2002」を,原子力学会標準委員会原子燃料サイクル専門部会リサイクル燃料貯蔵分科会,同専門部会及び同委員会での審議を経て改訂したもので,上記安全審査指針を反映しています。この基準の対象とする金属キャスクは,使用済燃料の中間貯蔵施設での静置・保管だけでなく,原子力発電所からの輸送,及び中間貯蔵施設からの輸送に一貫して使用するものです。したがって,この基準では保管及び輸送上の基本的安全機能及び構造上の設計要求,並びに各過程での検査項目及び検査方法を規定します。また,この基準には,事業者の責任,発電所内における先行貯蔵,部材の長期健全性の確認についても規定しています。主な内容は以下の通りです。適用範囲,引用規格,定義,金属キャスクの安全設計(基本的要求事項,安全設計の方法),金属キャスクの検査(検査を行う段階と検査項目,検査要領),附属書,解説現在公開しておりません。1名の方から1件のご意見を頂きました(PDF100KB)