一般社団法人 日本原子力学会 Atomic Energy Society of Japan

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【意見公告】3. 使用済燃料中間貯蔵施設用金属キャスクの安全設計及び検査基準(案)

ご意見の受付

受付期間 : 2002年03月22日 〜 2002年05月21日ご意見の受付は終了しました。

ご意見と対応

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概要

我が国においては,原子力発電所から発生する使用済燃料は再処理し,回収されるプルトニウム,ウラン等を有効利用していくことを基本的考え方としており,使用済燃料の中間貯蔵は,原子燃料サイクル全体の運営に柔軟性を付与する手段として重要です。実際に,今後発生する使用済燃料に比べて再処理量は不足することが予想されており,使用済燃料をリサイクル燃料資源として備蓄する中間貯蔵施設の必要性が高まっています。金属キャスクによる中間貯蔵方式は,すでに発電所内貯蔵施設が実用化されており,発電所外中間貯蔵施設としても実用化が最も早いと考えられるため,本会ではリサイクル燃料貯蔵に関する最初の基準作成対象としました。この基準においては,中間貯蔵施設の安全性を高めるため,燃料詰替設備を設置しない施設で貯蔵する金属キャスクを対象としています。このような中間貯蔵施設では,金属キャスクが有する基本的安全機能及び収納する使用済燃料集合体の健全性を維持する必要があり,この基準では,そのための金属キャスクの設計の方法とそれを確認するための検査の方法を規定しています。主な内容は以下の通りです。適用範囲,引用規格,定義,金属キャスクの安全設計(基本的要求事項,安全設計の方法),金属キャスクの検査(検査を行う段階と検査項目,検査要領),附属書,解説現在公開しておりません。ご意見はありませんでした。