一般社団法人 日本原子力学会 Atomic Energy Society of Japan

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【意見公告】115. 浅地中ピット処分対象廃棄体の製作要件及び検査方法:20XX-ドラム缶形態編-

ご意見の受付

受付期間 : 2021年06月09日 〜 2021年08月08日ご意見の受付は終了しました。

ご意見と対応

1名の方からご意見をいただきました。
ご意見・回答(No.115)

概要

 この標準は,一般社団法人 日本原子力学会が,標準委員会 原子燃料サイクル専門部会LLW廃棄体等製作・管理分科会,同専門部会,同委員会での審議を経て制定したもので,原子力発電所などから発生する低レベル放射性廃棄物のうち,濃縮廃液,雑固体廃棄物などの比較的放射能濃度の低いものを,比較的浅い深度(地表から深さ70 m以内の地下)に設置したコンクリートピットなどの中に埋設処分するため必要となる廃棄体製作要件及び廃棄体の検査方法を規定した標準です。

 低レベル放射性廃棄物の廃棄体などの製作要件及び検査方法を規定した標準については,放射能濃度の極めて低い解体コンクリートなどを対象とした “トレンチ処分対象廃棄物の埋設に向けた取扱い及び検査の方法”(AESJ-SC-F021:2010))が2010年に発行され,その後,2015年に放射化金属などを対象とした“中深度処分対象廃棄体の製作要件及び検査方法”(AESJ-SC-F014:2015)が発行されている。
今回,国の方針である技術基準の“性能規定化”を受けて,廃棄体の技術基準を定めた第二種埋設事業規則及び第二種埋設事業告示が,2019年度に“性能規定化”された規則に改正されることを受けて,浅地中埋設処分対象廃棄体の製作方法などの仕様を定めていた第二種埋設事業告示が廃止された。

 このため,廃止された第二種埋設事業告示に替わる廃棄体の製作方法及び検査方法に関する仕様が学協会規格として必要となることを受けて,日本原子力学会では,比較的放射能濃度の低い放射性廃棄物に関する廃棄体の製作要件及び技術基準などに適合していることを事業者が確認(検査)するための方法についても規定するとともに,改定発行された“ピット処分及びトレンチ処分対象廃棄物の放射能濃度決定に関する基本手順”(AESJ-SC-F022:2019)の内容も反映した標準として,“浅地中ピット処分対象廃棄体の製作要件及び検査方法” (AESJ-SC-F0XX:20XX)として発行することとしました。

お問合せ先,ご意見提出先

一般社団法人 日本原子力学会 事務局 標準委員会担当
所在地:〒105-0004東京都港区新橋2-3-7 新橋第二中ビル3F
E-mail:sc[a]aesj.or.jp  ←[a]を@に置き換えてください
Tel:03-3508-1263  Fax:03-3581-6128

提出方法及び留意事項 ・提出方法
ご意見は文書(日本語)で郵送,FAX又は電子メールにて「ご意見提出先」ご提出下さい(様式は任意)。
なお,冒頭に氏名,連絡先(住所,電話番号,FAX番号又は電子メールアドレス)及び所属(会社名,団体名等)を必ず明記していただくとともに,ご意見が原案のどの箇所に対応するかを明らかにして下さいますよう,お願い申し上げます。
いただいたご意見は,原則として氏名を付けて公開させていただきますのでご了承下さい。
その際,ご意見中に,個人に関する情報であって特定の個人が識別され得る記述がある場合及び法人等の財産権等を害する恐れがある場合には,該当場所を伏せさせていただく場合があります。

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