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中深度処分対象廃棄物の放射能濃度決定方法の基本手順:2019 (AESJ-SC-F015:2019)

1712

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20,625円
注文番号 1712-1

登録情報
  • ISBN : 978-4-89047-413-4
  • 担当部会 : LLW放射能評価分科会
  • 版型頁数 : A4/297


  • 発行年 : 2019/8/29
16,500円
注文番号 1712-2

登録情報
  • ISBN : 978-4-89047-413-4
  • 担当部会 : LLW放射能評価分科会
  • 版型頁数 : A4/297


  • 発行年 : 2019/8/29
内容紹介

<まえがきより>

この標準は,一般社団法人日本原子力学会が標準委員会原子燃料サイクル専門部会LLW放射能評価分科会,同専門部会,同委員会での審議を経て制定したもので,原子力発電所から発生する中深度処分対象物の放射能濃度決定方法について,基本的な手順をまとめたものです。

比較的放射能濃度が高い中深度処分対象廃棄物の場合,既に用いられている浅地中ピット処分対象物の放射能濃度決定方法を適用すると,放射能濃度の高い廃棄物のサンプリング,放射化学分析の必要性が生じることから,作業員の被ばくを抑制できる放射能濃度決定方法が求められます。一方,中深度処分の評価対象核種は,放射化による生成が主体であり,同様の評価が可能と考えられる適切な領域区分を行うことによって,放射化計算を用いて廃棄物個別,又は類似の廃棄物をまとめた放射能評価が可能になります。また,放射化計算による評価手法に関する事例も増えてきたことから,中深度処分対象廃棄物の放射能濃度決定方法に関する標準的な手順として,放射化計算を用いる放射能濃度決定方法を中心に記載し,標準化することとしました。

今回の初回改定に当たっては,この標準をベースに国際標準化機構(ISO)にて制定されたISO16966-2013に追加された“妥当性確認”など,また,新規知見である“検出困難な起源元素の濃度分布評価方法に関する報告(電気事業者)”及び“原廃棄物分析法に関する報告(原子力安全基盤機構)”をこの標準に反映することとしました。