一般社団法人 日本原子力学会 Atomic Energy Society of Japan

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浅地中ピット処分の安全評価手法(AESJ-SC-F023:2012)

1222

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17,187円
注文番号 1222-01

登録情報
  • 発行年 : 2013
  • 版型頁数 : A4/195
  • 重量(g) : 550
  • ISBN : 978-4-89047-370-0
  • 担当部会 : LLW処分安全評価分科会
13,750円
注文番号 1222-02

登録情報
  • 発行年 : 2013
  • 版型頁数 : A4/195
  • 重量(g) : 550
  • ISBN : 978-4-89047-370-0
  • 担当部会 : LLW処分安全評価分科会
内容紹介
まえがきより原子力施設などから発生する低レベル放射性廃棄物は,放射能レベルに応じて適切な埋設処分方式を適用するという処分方策が確立しています。すなわち,極めて放射能レベルの低い放射性廃棄物(L3廃棄物)については浅地中トレンチ処分,比較的放射能レベルの低い放射性廃棄物(L2廃棄物)については浅地中ピット処分,比較的放射能レベルの高い放射性廃棄物(L1廃棄物)については余裕深度処分によって埋設処分されます。これらのうち,実用原子力発電所で発生するL2運転廃棄物の浅地中ピット処分は,1992年12月以来,青森県六ヶ所村で埋設事業が行われています。L3廃棄物の浅地中トレンチ処分については,茨城県東海村において,JPDRの解体廃棄物を対象とした埋設処分の操業・覆土が終了し,保全段階となっています。また,Ll廃棄物の余裕深度処分についても,原子力発電所の廃止措置が進められ,そのニーズが生じてきており,近い将来の具体化が見込まれています。国の原子力安全委員会は,従来の“放射性廃棄物埋設施設の安全審査の基本的考え方”を改訂し,2010年8月9日に“第二種廃棄物埋設の事業に関する安全審査の基本的考え方”を決定するとともに,関連する報告書“余裕深度処分の管理期間終了以後における安全評価に関する考え方”(2010年4月1日)及び“余裕深度処分の管理期間終了以後における安全評価に関する技術資料”(2010年8月5日)を発行しました。一方,各処分方式の安全評価手法に関して,日本原子力学会では,2006年にL3廃棄物の浅地中トレンチ処分について“極めて放射能レベルの低い放射性廃棄物処分の安全評価手法”AESJ-SC-F007:2006,L1廃棄物の余裕深度処分について2008年に“余裕深度処分の安全評価手法”AESJ-SC-F012:2008を発行していますが,今後新たなL2廃棄物の埋設事業の展開も見込まれることから,最新の知見及び浅地中ピット処分の特徴を考慮した“浅地中ピット処分の安全評価手法”の標準を策定することにしました。この標準策定によって,3種類の埋設方法に関する安全評価手法の標準の整備を完了することができます。この標準は,日本原子力学会が標準委員会原子燃料サイクル専門部会LLW処分安全評価分科会,原子燃料サイクル専門部会及び標準委員会の審議を経て制定したもので,浅地中ピット処分の安全評価の考え方,安全評価における考慮事項,処分システムの状態設定,被ばく経路及び各シナリオの安全評価の方法を規定しています。