一般社団法人 日本原子力学会 Atomic Energy Society of Japan

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部会・連絡会のご案内

現在,下記の19部会・5連絡会が活動しております。会員のみなさまにできるだけ多くの部会・連絡会に入会していただくことにより,会員相互の交流が広がり,部会・連絡会活動並びに学会活動が一層活発化することを期待しております。なお,部会・連絡会へ入会を希望される方は,部会申込フォームからお申込みください。会員の皆様の積極的参加をお願いします。

部会・連絡会申込フォーム

(会計年度 4月~3月)
部会費

参加部会数 正会員 学生会員
1部会 1,000円 無料
2部会目以降、1部会追加ごと 500円 無料

連絡会費

連絡会名 正会員 学生会員
海外情報連絡会 1,500円 無料
学生連絡会 無料
若手連絡会(YGN)※1 無料 無料
シニアネットワーク連絡会(SNW)※2 1,500円
核不拡散・保障措置・核セキュリティ連絡会 1,500円 無料

※1 若手連絡会(YGN)の入会資格は39歳以下の方になります。
※2 学生会員はシニアネットワーク連絡会(SNW)に入会できません。

平成24年度より部会費・連絡会費を変更いたしました。詳しくは「部会費・連絡会費の改定について」をご覧ください。
部会費・連絡会費の改訂について

部会・連絡会一覧

部会・連絡会 活動内容
炉物理部会 原子力工学あるいは原子炉工学の多くの分野の基礎となっているのが原子炉物理学です。特に原子炉設計や炉心解析,安全性研究等においては原子炉物理学は不可欠の知識です。現在炉物理部会では新型炉,次世代燃料,加速器駆動炉などについても活発な研究報告がなされています。
核融合工学部会 核融合工学に関する情報交換,研究推進,連携強化を目的として設置された部会です。主な活動は,部会報,ニュースレター,名簿,研究室紹介等の発行,夏期セミナーや各種研究会,報告会の開催,啓蒙活動の展開,多くの国際,国内学術会議の主催・共催,ITERを始め重要な事項に対してのメッセージ発信等です。企業や,学生の方の部会員も強く意識した活動を行っています。
核燃料部会 核燃料に関連 する専門分野の研究活動を支援し,研究協力の推進を行っています。核燃料サイクル全般を見渡しつつ,燃料の製造,基礎物性,材料特性,照射挙動,輸送・貯 蔵挙動等を主な対象として活動しています。学会の年会と大会時に部会の総会と講演会を開催するほか,夏季セミナーを開催し,年2回部会報を出版していま す。テーマ別研究グループの立ち上げも検討中です。
バックエンド部会 部会誌(無料 年2回)の発行,夏季セミナーや国際ワークショップの開催等,活発な活動を行いながら,海外発表助成および研究会助成等,きめ細かい支援も行っています。 運営委員会のもと,事務局,出版,ホームページ等の小委員会が会費以上のご満足を提供できるよう努力しておりますので,ぜひご入会下さい。
熱流動部会 原子力分野の熱流動や関連する複合現象の研究およびその応用等の研究活動を支援しています。具体的には,熱流動現象の数値解析手法,モデリング,計測技術などの基礎研究,原子力プラントの安全性評価・熱設計,核熱結合現象,構造材経年変化などの応用研究を対象として,国外および他分野の専門家などもまじえて最先端の研究活動の発展に貢献しています。また,ニュースレターや講演会などを通じて知識の普及を進めています。
放射線工学部会 放射線計測と関連する放射線物理,放射線と物質のマクロな相互作用,放射線の工学的利用,放射線遮蔽,放射線防護および線量評価等の放射線に関連する工学研究に携わり,関心を持つ会員相互の情報交換や研究協力の一層の推進を図る事を主たる目的に作られた部会です。e-mail形式の比較的短い「ニュースレター」を数多く発行することにより,会員相互の情報交換を迅速に行っています。
ヒューマン・マシン・システム研究部会 原子力施設における高い安全性確保のためには,機械システムだけに目を向けた対応では不十分であり,人間・機械・環境の相互の関わりに着目した安全方策の策定と実施が不可欠です。ヒューマン・マシン・システム研究部会はこのような観点から,様々な分野の専門家と協力しつつ新しい原子力安全学の構築を目指しています。若手会員の国際会議発表を支援する等の活性化計画もあり,積極的に活動する会員の入会を歓迎します。
加速器・ビーム科学部会 加速器・ビーム科学に関する研究活動を支援し,その発展に尽くすことを目的としています。キーワードは,加速器,ビーム加速,ビーム発生,電子,イオン,中性子,光子,放射光,レーザ,FEL,イオン源,ビームライン,ビーム計測,ターゲットなどに関する基盤研究,ならびに物理学,化学,生物学,エネルギー,材料,ナノテクノロジー,医療,バイオテクノロジー,環境,情報等々でのビーム展開です。
社会・環境部会 社会との関連が大きいことが原子力エネルギー技術の著しい特徴であって、その社会的側面について学問的に研究し、成果についての情報交換や普及を図っていくために、社会・環境部会が設立されました。市民公開の自由討論会チェインディスカッションの開催を中心に「安全・安心」「プルトニウム」「社会システム」「原子力コミュニケーション」の4つの研究関連コアグループをコアとして,講演会,研究会,学会企画セッションなどの活動を実施しています。
保健物理・環境科学部会 目的は「人間,放射線,被ばく,環境,影響」をキーワードとした楽しく有益な部会員相互の意見交換です。従前の主な活動は大会でのICRPの活動報告,総合講演(原子力災害と保健物理,加速器の放射線安全,ICRPの新しい勧告の動向),シリーズ発表の企画や,部会主催・共催の勉強会開催です。その他ニュースレターで関連分野の動向について最新情報が配信されています。活発な部会員の参加をお願いします。
核データ部会 様々な核分裂炉,核融合炉,核燃料サイクル,加速器応用など,あらゆる原子力システムは原子核の特性に技術の基礎を置いています。効率と安全性・信頼性が一層高く,社会が進んで受け入れるほどのシステムを開発するには,広範で精度の高い核データベースを構築し最新のものに改善し続ける努力が必要です。核データを使う方,システム開発に基礎から取り組もうとする方など,広く異なる専門の学会員の皆様の参加を切に勧誘致します。
材料部会 原子力学会には材料が関係する基礎的あるいは個別的課題が多く,中には新材料開発がブレークスルーの鍵となっているものもあります。材料科学,材料工学の観点から原子力材料の特性や特質の理解,時代の要求に応える安全性の高い材料の創製や,先導的,戦略的な新材料開発に向けてのリーダーシップの発揮,また広く材料一般に関わる諸問題への対応や解決をはかるという目標に向けて,材料に関心を有する学会員の交流と研究の場を提供します。
原子力発電部会 「原子力発電」という大きなテーマの下に,関連する技術分野を横断的に結ぶと共に,電力の約3分の1を供給する原子力発電の現状及び今後の方向性についての議論等活発な活動を進めたいと考えております。また,専門家の立場から適切に社会に情報発信し,原子力発電の理解・発展に貢献する必要があると考えております。学会員の方々の本部会への積極的な参加をお願いします。
再処理・リサイクル部会 本部会のキーワードは「エネルギーセキュリティ」「石油価格の上昇」「資源枯渇」「地球温暖化抑制」「透明性」「安全・信頼論理」「リスク評価」「大学の活性化と貢献」「社会への発信」「東海再処理」「六ヶ所再処理」「実用化戦略調査研究」「次世代再処理」「乾式再処理と湿式再処理」「長期の研究開発」「経済性」「核拡散抵抗性」「海外との協調」「プルサーマル」「中間貯蔵」です。皆様のご参加・貢献をお待ちしております。
計算科学技術部会 計算科学の発達により、人工物の設計を実験に大きく頼らず、計算科学に基づき研究・設計しようという動きが近年高まっています。そこで原子力の分野においても、計算科学に関わる伝熱流動、中性子物理、材料、構造、電磁気、耐震、環境、並列計算機技術、CAE、ベンチマーク活動等について、共通した議論の場を提供すべく、設立されました。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
水化学部会 1982年から6期24年間続いた「水化学」関連の研究専門委員会を発展させ、2007年6月に設立された新しい部会です。本部会では、様々な温度・圧力、照射条件下で水本来の特性のほか、金属材料との界面での諸現象などの基礎的な課題について議論すると共に、原子力発電プラントでの水と構造材・燃料被覆材との相互作用など、冷却水の主として化学的な挙動を幅広く議論して、構造材・燃料被覆材の経年劣化抑制を通してプラントの安全性・信頼性の一層の向上に資すると共に、従事者の被ばく線量低減や放射性廃棄物の発生量低減などの課題に取り組んでまいります 。
原子力安全部会 合理的な安全規制のあり方,より体系的な原子力法制,より実効的な原子力防災,長期的な原子力安全研究計画,安全解析手法の高度化や結果の利用法など,個別の技術分野ではカバーしきれない原子力安全に特有の分野において,知識の集約や普及・向上に努めます。あわせて,学会内外の専門家・専門組織と協力して,原子力安全に係る事項について議論・検討し,知識の集約と体系化を図っていきます。
新型炉部会 高速増殖炉、高温ガス炉などの第4世代原子炉ならびに将来の原子力エネルギーシステム及び周辺核燃料関連技術に関する学術および技術の進歩をはかり、国際活動ならびに研究者の交流と育成に関する事業を実施することにより、新型炉に関する活動を支援し、その開発発展に貢献することを目的とします。夢のある次世代の原子力エネルギーの研究開発、一緒に考え、議論し、行動しましょう。
リスク部会 定量的リスク評価技術における中心的な組織として、研究開発、技術体系構築、人材育成、国際的学究活動を推進し、わが国の定量的リスク評価に関する諸機関の研究者、技術者の交流の場を提供する活動を行っています。リスク部会では、定期的に「部会報」を発行し、部会員の相互交流を深めるとともに、研究会、セミナー、講演会、講習会、見学会等を適宜開催して、定量的リスク評価技術およびリスク活用にかかる多くの技術や話題に関して活発な議論を行っていく予定です。
海外情報連絡会 本連絡会は,本学会と海外の原子力機関の協力を推進する,本学会及び海外の原子力関連学会会員相互の融和を促進する,海外の原子力に関する情報伝達と調整を図ることを目的としています。また,"海外情報連絡会会報"の刊行,講演会,その他必要な事業を行っています。米国原子力学会(American Nuclear Society:ANS)日本支部を兼ねています。
学生連絡会 将来各分野で若手として活躍するであろう学生が相互に交流、意見を交換し、また正会員との交流を活発にさせるための受け皿となることを目的とします(学生会員は全員加盟しています)。
若手連絡会(YGN) 原子力村と呼ばれる業界の風通しを良くし、その活性化をはかるとともに、次世代への技術継承をスムーズに行うため、今後の原子力を担う世代や若手を育てる世代が中心になって設立。幅広い世代・分野あるいは業界外まで、その網を広げ、双方向コミュニケーションによる情報共有と自由闊達な議論を軸に、さまざまな活動を展開していきます。
シニアネットワーク連絡会(SNW) エネルギー問題を正しく社会に発信し、学生との対話を通して、学生の意欲を勇気づけ、夢支援、キャリア支援を行ないます。この活動は、原子力学会の学生連絡会と教官連絡会、ならびにエネルギー問題に発言する会と連携をとって進めてゆきます。
核不拡散・保障措置・核セキュリティ連絡会 核不拡散・保障措置・核セキュリティについての情報交換促進および原子力関係者の核不拡散等に対する認識を高め、今後の人材育成に資することを目的とします。