「福島第一原子力発電所の事故に関するセミナー」報告書（原子力安全部会）

内容紹介

本書は、原子力安全部会が2012年2月17日より3日間にわたって開催した、福島第一原子力発電所事故に関するセミナーによって得られた教訓と、当部会幹事によって検討された結果をとりまとめたものである。第1回セミナーでは、事故にかかる課題全般についての討議がされた。第2回から第5回のセミナーでは、特定の課題について、当部会、学会、その他の参加者による討議がなされた。ここで取り上げられた課題は、安全設計、シビアアクシデントマネジメント、使用済み燃料プールの安全性、および緊急時対応である。第6回、第7回セミナーでは、他のプラント、すなわち福島第一の5号機、6号機、福島第二原子力発電所の4基、女川原子力発電所の3基、東海第二原子力発電所の1基で起きた事象についての討議がなされた。（「概要」より抜粋）