一般社団法人 日本原子力学会 Atomic Energy Society of Japan

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原子力発電所の確率論的安全評価用のパラメータ推定に関する実施基準:2010(RK001:2010)

1003

販売価格(税別)


18,750円
注文番号 1003-01

登録情報
  • 発行年 : 2010
  • 版型頁数 : A4/250
  • 重量(g) : 660
  • ISBN : 978-4-89047-331-1
  • 担当部会 : PSA用パラメータ分科会
15,000円
注文番号 1003-02
廃盤
登録情報
  • 発行年 : 2010
  • 版型頁数 : A4/250
  • 重量(g) : 660
  • ISBN : 978-4-89047-331-1
  • 担当部会 : PSA用パラメータ分科会
内容紹介
原子力発電所の確率論的安全評価用のパラメータ推定に関する実施基準:2010は,(社)日本原子力学会が標準委員会・発電炉専門部会の下にPSA用パラメータ分科会を設けて検討し,標準委員会の組織改定に伴い,リスク専門部会及び標準委員会での審議を経て策定・発行したもので,原子力発電所を対象とする確率論的安全評価(ProbabilisticSafetyAssessment:PSA)のうちのレベル1PSAを実施する際に必要とされるパラメータに対し,その推定を行う際の技術的要求事項を定め,要求事項の実現のために使用できる方法を規定したものです。原子力発電所に対するPSAは,確率論を用いて原子力発電所の安全性を総合的かつ定量的に評価する手法であり,そのうちのレベル1PSAは,炉心の損傷に着目し,それに至る事故のシナリオを同定することによって,炉心損傷の発生頻度を推定します。PSAの特徴は,原子力発電所の安全性にかかわる評価を,現実的な仮定に基づいて,論理的かつ包括的に行うことができること,安全性に影響を与える要因についての定量的な考察が可能であること,原子力発電所及びその構成設備に関する特性及び現象論に関する知識並びにデータの不確実さ及びそれらによりもたらされる評価結果の不確実さを明示できることなどがあります。現在,我が国ではリスク情報の活用によって,原子力発電所における安全確保活動の合理性,客観性,及び透明性を向上させ,安全で効率的な原子力発電所の運営を実現させようとしており,原子力発電所の設計,運転,保守においてリスク情報を本格的に活用するために,(社)日本原子力学会標準委員会では,“原子力発電所の出力運転状態を対象とした確率論的安全評価に関する実施基準(レベル1PSA編),(レベル2PSA編),(レベル3PSA編)”,“原子力発電所の安全確保活動へのリスク情報活用に関する実施基準”,“原子力発電所の地震を起因とした確率論的安全評価実施基準”,“原子力発電所の停止状態を対象とした確率論的安全評価に関する実施基準”等を制定又は策定中です。また,原子力安全規制へのリスク情報の活用として,原子力安全・保安院により“原子力安全規制への『リスク情報』活用の基本ガイドライン(試行版)(平成18年4月)”,原子力安全・保安院/原子力安全基盤機構により“原子力発電所における確率論的安全評価(PSA)の品質ガイドライン(試行版)(平成18年4月)”が既に制定されています。このような状況のなか,国内での実績データから基礎となるパラメータを推定し,推定結果の不確実さをも把握した上でPSAに適用することは,PSAの品質の向上に大きく寄与するため,パラメータ推定手法について,より具体的な実施基準が不可欠になってきました。この実施基準に記載の技術的要求事項及びその実現のための方法は,(社)日本原子力学会での標準整備の進捗状況を考慮し,基本的にレベル1PSA実施基準のパラメータ推定に関連する部分との整合性を保ちつつ,新たな要求事項及び方法を含めて一つの実施基準としたものです。この実施基準では,最新の知見の反映及び国内での技術的検討から,不確実さのRK001:2010ii評価を適切に取り扱い,稀少又は異質データをも対象とし,しかもパラメータ及びデータの不確実さを適切に評価するためにも,汎用性及び理論的整合性に優れた,ベイズ統計手法によるパラメータの推定を推奨しています。また,実施基準の構成として,本文及び附属書A(規定)で要求事項を述べるとともに,附属書(参考)で具体的な手順及び国内での活用を例示しました。なお,この実施基準に記載した技術的要求事項及び方法は,パラメータを推定する場合に統計学上の適用条件が同じであれば,レベル1以外のPSAでのパラメータ推定においても共通して用いることができます。 (追記) 本標準は改定され,新たに発行することとしました。(AESJ-SC-RK001:2015