【意見公告】88. 浅地中処分の安全評価手法:201X

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概要

原子力施設などから発生する低レベル放射性廃棄物は,放射能レベルに応じて適切な埋設処分方式を適用するという処分方策が確立しています。すなわち,極めて放射能レベルの低い放射性廃棄物(L3廃棄物)については卜レンチ処分,比較的放射能レベルの低い放射性廃棄物(L2廃棄物)についてはピット処分,比較的放射能レベルの高い放射性廃棄物(L1廃棄物)については余裕深度処分によって埋設処分されます。
これらのうち,原子力発電所で発生するL2運転廃棄物のピット処分については,1992年12月以来青森県六ヶ所村にある低レベル放射性廃棄物埋設センターにおいて埋設事業が行われています。L3廃棄物の卜レンチ処分については,茨城県東海村において,JPDRの解体廃棄物を対象とした埋設処分の操業・覆土が1996年に終了し,2025年に終了予定されている保全段階になっています。また,廃止措置を実施中の原子力発電所において,廃止措置に伴って発生する極めて放射能レベルの低い廃棄物を対象とする埋設処分の事業許可申請を既に行っている事業者もあります。L1廃棄物の余裕探度処分についても,原子力発電所の廃止措置が進められ,L3廃棄物のトレンチ処分とあわせてそのニーズが生じてきており,近い将来の具体化が見込まれています。この間,国の原子力安全委員会は,従来の“放射性廃棄物埋設施設の安全審査の基本的考え方”を改訂し,2010年8月に“第二種廃棄物埋設の事業に関する安全審査の基本的考え方”を決定するとともに,関連する報告書“余裕探度処分の管理期間終丁以後における安全評価に関する考え方”(2010年4月)及び“余裕深度処分の管理期間終了以後における安全評価に関する技術資料”(2010年8月)を発行しました。
一方,日本原子力学会では,各処分方式の安全評価手法に関して,L3廃棄物の卜レンチ処分について“極めて放射能レベルの低い放射性廃棄物処分の安全評価手法”AESJ-SC-F007:2006を2006年に,L1廃棄物の余裕深度処分について“余裕深度処分の安全評価手法”AESJ-SC-F012:2008を2008年に,L2廃棄物のピット処分については2012年12月に“浅地中ピット処分の安全評価手法”AESJ-SC-F023:2012を制定しています。これらによって,3種類の埋設方法に関する安全評価手法の標準が整備されたことになりましたが,L2廃棄物の安全評価手法に関する標準以外の標準は,2010年8月の安全審査の基本的考え方の改訂前に制定されており,制定後の新知見も踏まえて順次改定することとし,まず,AESJ-SC-F007:2006を改定する“浅地中トレンチ処分の安全評価手法”AESJ-SC-F024:2013を2013年9月に制定しました。
しかし,2011年3月11日の津波被災に起因する福島第一原子力発電所の事故に鑑み,原子力安全委員会を廃止し,新たに原子力規制委員会が発足するなど,原子力規制行政及び関連基準の抜本的な見直しが行われたことによって,新たに策定したAESJ-SC-F024:2013を含めて,これまでに策定した処分の安全評価手法に関する標準全てについて見直しの必要性が生じてきました。このような経緯を踏まえ,また,2013年11月にピット処分及びトレンチ処分に関する原子力規制委員会の新しい基準が制定されたことを受けて,AESJ-SC-F023:2012及びAESJ-SC-F024:2013の二つの標準を改定することとしました。これらの標準は,いずれも浅地中処分という共通点があり,安全確保の要件などに関しても共通するものがあり,今回の改定を契機として統合した一つの標準として改定を行うこととしました。
なお,余裕深度処分については,2013年11月に制定された新規制基準では対象外となっており,今後の余裕深度処分についての新規制基準の制定状況に対応して改定の検討を行うことにしています。
この標準は,日本原子力学会が標準委員会原子燃料サイクル専門部会LLW処分安全評価分科会,原子燃料サイクル専門部会及び標準委員会の審議を経て制定したもので,浅地中処分(ピット処分及びトレンチ処分)について,安全評価の考え方,安全評価における考慮事項,処分システムの状態設定,被ばく経路及び各シナリオの安全評価の方法を規定した標準です。

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一般社団法人 日本原子力学会 事務局 標準委員会担当
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E-mail:sc[a]aesj.or.jp  ←[a]を@に置き換えてください
Tel:03-3508-1263  Fax:03-3581-6128

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