一般社団法人 日本原子力学会 Atomic Energy Society of Japan

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再処理施設における原子力安全の基本的考え方について(AESJ-SC-TR013:2016)

1703

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8,250円
注文番号 1703-1

登録情報
  • ISBN : 978-4-89047-401-1
  • 担当部会 : 担当部会 : 原子力安全検討会 原子力安全分科会
  • 版型頁数 : A4/193
  • 発行年 : 2018/5/9
6,600円
注文番号 1703-2

登録情報
  • ISBN : 978-4-89047-401-1
  • 担当部会 : 担当部会 : 原子力安全検討会 原子力安全分科会
  • 版型頁数 : A4/193
  • 発行年 : 2018/5/9
内容紹介
原⼦⼒安全分科会では,原⼦⼒安全の基本的な考え⽅の議論から出発し,安全確保において重要となる深層防護の考え⽅と実装について検討を重ねてきました。これらの成果は,⽇本原⼦⼒学会標準委員会技術レポート“原⼦⼒安全の基本的考え⽅について 第I編 原⼦⼒安全の⽬的と基本原則(2013.06)” ,“原⼦⼒安全の基本的考え⽅について 第I編 別冊 深層防護の考え⽅(2014.05)” 及び“原⼦⼒安全の基本的考え⽅について 第I編 別冊2 深層防護の実装の考え⽅(2016.08)” にまとめられています。また,原⼦⼒発電所において安全確保を図るための技術要件を,原⼦⼒安全の基本的な考え⽅から深層防護の考え⽅を活⽤しつつ論理的・体系的に展開し,この成果を“原⼦⼒安全の基本的考え⽅について 第II編 原⼦⼒安全確保のための基本的な技術要件と規格基準の体系化の課題について(2016.04)” に取りまとめました。 原⼦⼒安全の確保は,原⼦⼒発電所は⾔うまでもなく,研究炉や核燃料サイクル施設においても同様に重要です。研究炉における安全確保は,グレーデッドアプローチの考え⽅を取り⼊れつつ,原⼦⼒発電所を参考としたアプローチをとることができると考えられます。⼀⽅,核燃料サイクル施設は多種多様であり,それらに対する考え⽅を整理しておくことは,核燃料サイクルの意義を踏まえれば喫緊の課題です。 そこで,原⼦⼒安全分科会はまず第⼀に,核燃料サイクル施設のうち,内蔵する放射性物質のインベントリが多く,多種・多様な設備が存在する再処理施設を対象に,原⼦⼒安全確保の基本的考え⽅を検討し,取りまとめることとしました。再処理施設は,使⽤済燃料の貯蔵や燃料の取扱いの観点から他の核燃料サイクル施設の安全上の特徴の多くを合わせて持っており,再処理施設での原⼦⼒安全確保の基本的考え⽅は,多くの核燃料サイクル施設に発展させることが可能と考えられます。 本検討では,IAEAの安全指針SSG-42などの関連レポート,さらに六所再処理施設での安全確保の考え⽅などを⼊⼒条件とし,これまで議論が進んでいる原⼦⼒発電所における安全確保の基本的な考え⽅を参考にして,再処理施設の原⼦⼒安全確保について包括的な議論を⾏い,技術レポートとして取りまとめました。