原子力発電所の定期安全レビュー実施基準(P004:2009) (0905)

0905
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内容紹介

原子力発電所の定期安全レビュー実施基準:2009は,(社)日本原子力学会が標準委員会・発電炉専門部会の下に定期安全レビュー分科会を設けて改定版の検討を開始し,その後,標準委員会の組織改正により新たにシステム安全専門部会が設立されたことから,システム安全専門部会及び標準委員会での審議を経て策定・発行したもので,定期安全レビュー(PeriodicSafetyReview:以下,“PSR”という。)に関して実施方法を規定したものです。PSRは,平成4年6月に資源エネルギー庁から“既設の原子力発電所の安全性等の向上を目的として約10年ごとに最新の技術的知見に基づき原子力発電所の安全性等を総合的に再評価”し,結果報告を要請されたことを契機として開始されました。電気事業者はこの通達に対応して,自主的な活動として,平成6年8月に敦賀発電所1号機,美浜発電所1号機,福島第一原子力発電所1号機について報告書を通商産業省(当時)へ提出して以降,順次,PSRを実施し,報告書を公開してきました。その後,PSRの一層の充実として,平成11年6月に資源エネルギー庁によって“高経年化に関する技術評価及び長期保全計画の策定”が追加され,平成15年9月に原子力安全・保安院によってPSR実施の義務化,平成17年12月に“高経年化対策上着目すべき経年劣化事象の発生の可能性があり,通常保守管理活動の一環として監視等を行うことが重要である経年劣化事象への保守管理における対応”及び“組織風土の劣化防止への対応”が追加されてきました。そして,平成18年9月に新検査制度の開始に当たってとりまとめた報告書において,保全プログラムと高経年化対策及びPSRの連動が要求されています。なお,これを踏まえて改正された省令においては,PSRは品質保証を定める規定に続く規定として,高経年化対策検討は保守管理に関する規定の一つとして定められました。そして,今般,原子力安全・保安院は,“実用発電用原子炉施設における定期安全レビュー実施について”(平成20・08・28原院第8号平成20年8月29日経済産業省原子力安全・保安院NISA-167a-08-1)を発出し,別添としてPSRの基本的要求事項を定めた“実用発電用原子炉施設における定期安全レビュー実施ガイドライン平成20年8月29日原子力安全・保安院(以下,“PSR実施ガイドライン”という。)”を制定しています。PSRの意義は,電気事業者の自主的取組も含め,“保安活動の実施状況の評価”,“最新の技術的知見の反映状況の評価”,及び“確率論的安全評価(ProbabilisticSafetyAssessment:PSA)”を行い,これらの評価の過程で必要に応じてプラントの安全性・信頼性の一層の向上のために“有効な追加措置”を抽出し,その実施について品質保証計画に反映することにより,今後,当該プラントが最新のプラントと同等の高い水準を維持しつつ安全運転を継続できる見通しを得ることです。標準委員会は,電気事業者のPSRの経験を踏まえ,標準的な基準を提示することは,PSRに携わる人々が共通の理解をもった上で実施していくために,さらには,その他の人々がレビューの結果を理解することを容易にするために有効な手段であるので,PSRの標準的な実施の基準について規定することとし,平成18年に“原子力発電所の定期安全レビュー実施基準:2006”として,初版を制定しました。そして,今回,初版制定時以降における経緯を踏まえるとともに,“PSR実施ガイドライン”の基本的要求事項を考慮し,改定しました。

登録情報

  • 発行年 : 2009
  • 版型頁数 : A4/78
  • 重量(g) : 220
  • ISBN : 978-4-89047-326-7
  • 担当部会 : 定期安全レビュー分科会